矯正歯科
矯正歯科
当院では歯並びが気になる方へ矯正治療を行っています。きれいな歯並びになるだけでなく、噛み合わせを配慮した矯正歯科治療を行っています。
矯正治療は大人だけでなく、お子様やご年配の方も治療可能で年齢制限がありません。最近はお子様のうちからきれいな歯並びを目指して治療を行うケースもあり、20~30代の患者さんはもちろん、50歳・60歳を過ぎて治療を始める方が少なくありません。歯並びが気になるようでしたら、まずはご相談してみませんか。
良い歯並びで健康を維持
歯並びが悪いと歯磨きしにくく、歯周病や虫歯になりやすい状態になりかねません。また、噛み合わせがずれると首の筋肉の収縮バランスが崩れ、頭部や咀嚼筋、頭骸骨が歪む、そして背骨の重心がずれる症状を引き起こします。
体のバランスをとっている背骨の曲がりは万病の元です。つまりは噛み合わせや歯並びひとつで、体のいたるところに不具合が生じる可能性を孕んでいるのです。
矯正で健康に
矯正歯科治療の目的は、不自然な位置にある歯や顎の骨を適切な位置に導くことで、美しい歯並びやバランスがとれた口元をつくりだす審美的な効果はもちろんですが、「噛み合わせをよくする」「歯を長持ちさせる」など多くの利点があります。
矯正歯科治療で歯並び・噛み合わせを整えることは、見た目だけでなく体の健康の面からも、とても素晴らしいことなのです。
結婚前の矯正治療
最近は、ご結婚をお考えの方が矯正治療を行うのも珍しくありません。結婚式など特別な日をゴールと定めて矯正装置をお付けして、歯並びを整えることができます。
特別な日までに矯正治療の終了が難しい場合も、人の目に触れる前歯部を優先的に治療し、直前に装置を一度外すこともできます。まずはご相談ください。
当院の矯正治療の流れ
- 初期相談(カウンセリング)
気にされていることやご希望をお伺いし、治療の必要性、適切な治療開始時期、使用する装置、治療期間及び費用の概略をお話します。 - 検査
具体的な治療内容の詳しい情報を得るために、お顔やお口の写真、歯の模型、レントゲン写真などその方の診断用資料の検査を行い、データをもとに診断を行います。 - 診断及び治療方針
患者さんご本人や保護者の方と、検査の結果をもとにその方に最適な治療目標や予想される治療期間、治療に要する費用について詳しくご説明いたします。診断の結果にご納得いただいた上で受診されるかどうかご判断いただきます。 - 治療開始
治療期間は症例の内容や個人によって異なりますが、成人の場合1.5~2.5年かかります。治療の内容によりますが、調節はほとんどが30~50分程度です。 - 歯磨き練習
矯正装置をつけると歯磨きが難しくなります。そのために口腔衛生について徹底した説明をいたします。矯正装置装着後も歯磨き指導を定期的に行います。 - 装置装着
一般的に初めの数回は装置を取り付けるため、少なくとも60~120分ほどのお時間をお取りしています。 - 保定治療
装置が取れた後の歯は、何もしなければ少しずつ動いてしまいます。動かした歯を支える骨や歯周組織が安定するまで、保定装置を装着します。通院は2~6ヶ月に1回です。 - 定期健診
その後はご希望により、定期的に噛み合わせや、お口の中の健康状態をチェックします。虫歯をつくらないよう、歯周病にならないように予防を徹底することで、長く心と体の健康をサポートいたします。
【大人の矯正治療】大人になってからじゃ遅い、そんなことはありません
最近は、大人になってから矯正治療を始める人が多くなってきました。
- 昔から出っ歯がコンプレックスだった
- 下あごが出ている感じが好きでない
- 笑ったときのガチャガチャしている歯が気になる
- 噛み合わせが悪いので、舌をよく噛んでしまう
- すきっ歯のため、よく笑われた
など
お悩みは人それぞれ異なりますが、「今後の人生を変えたい」と一念発起して矯正治療に望まれる方もいらっしゃいます。
海外での歯並びはステータスである
海外で歯並びが良いことは、一種のステータスです。歯並びが悪い場合は高い費用をかけてでも矯正を行うため、財力があると判断されます。一方歯並びが悪いと「歯の矯正に費用をかけられない」つまり財力がないと判断され、みじめに見られる、ひどい場合は就職に影響するケースがあります。
海外の方をご覧頂くとわかりますが、歯並びのきれいな方が多いです。歯並びの悪い日本人はよく思われないケースがあるくらい、重要な位置づけです。
矯正治療で笑えるようになった
矯正治療を実施し、明らかに見た目が変わったので、笑顔が増えるケースをよく拝見しています。
- 自然と笑みがこぼれる
- 大きく口を開けて笑える
- 写真撮影時に楽しい雰囲気が出ている
口元に自信が出ることもありますが、実はそれ以外に大きなメリットがあります。
矯正治療のメリット
- 噛み合わせがよくなるため、歯磨きしやすくなり、虫歯や歯周病になりにくくなる
- 口を閉じれるため、口呼吸がなくなり虫歯や歯周病のリスクが減少する
- 発音や滑舌が改善する
- 顔の成長発育が正しくなる
- 費用をかけて治療をしているので、自分の歯や口の健康に高い関心を持つようになる
審美性だけでなく、機能的にも健康のメリットが多く感じられる結果になっている方を多く見てきました。これからも矯正でお口周りを改善するだけでなく、副作用として多くのメリットを享受できる治療を行っていきたいと考えております。気になる方はまずは当院へご相談ください。
【子どもの矯正治療】子どもの矯正歯科治療の目的
子どもの矯正治療には成長を利用したメリットがあります。治療期間にずっと行うわけでなく、永久歯に生え変わらないとできないわけでもありません。ここではそんな子どもの矯正治療について説明します。
1期治療と2期治療
5歳から10歳くらいまでの「乳歯と永久歯が生えている時期」に行うのが1期治療です。本格的な矯正治療である2期治療前の準備として、顎のバランスを整えたり、顎を大きくして歯のスペースを拡げる治療を行います。
1期治療が終了したら経過を観察します。
歯がすべて永久歯に切り替わったら2期治療を開始します。永久歯の並びや噛み合わせを治療します。
2期治療で歯並びを改善したら、きれいな歯並びを維持するため、取り外し可能な装置をつけて保定します。戻りやすい歯並びを固定化するための対応です。
1期治療の内容
顎のバランスを整える
1期治療は「骨格的な問題」が大きく関与しているケースが多いので、顎のバランスを整えることが第一優先です。成長する力をうまく利用して整えられるのが大きなメリットです。
これにより2期治療で抜歯が必要ない、あるいは簡素化が可能になるので、実施しておいて損はありません。
歯並びを整える
成長する力を活用し、歯列を横に拡げて歯が並ぶスペースを確保することで、2期治療での負担を軽くできます。
噛み合わせを整える
上顎にある奥歯の位置は、通常下の奥歯より外にあるのが正常です。この形に収まってないケースは正しい噛み合わせになるよう、1期治療で修正する必要があります。
永久歯の向きを変える
永久歯も意図する方向から生えてこない場合があります。そのため、よい位置に誘導できるよう調整が必要なケースがあります。
1期治療の開始時期
当院にご相談ください
お子さんの口内状況や噛み合わせで変化しすが、気になる方は早めにご相談ください。
状況により経過観察でも可能なケースはありますが、成長期の時期に先手を打っておきたい場合もあります。
「前歯の歯並びがガチャガチャなのが気になる」「出っ歯が気になる」「下の顎が出ている(受け口である)」などのご相談は、まずは当院へ。
2期治療について
永久歯に生え変わったらワイヤー矯正を行いましょう
1期治療が終了し、歯が永久歯に生え変わったら2期治療を行います。通常はワイヤーを用いて矯正治療を行います。
2期治療に向け、1期治療で顎を整えた状態であれば、全く何も行わない状態より改善が簡単になったり、治療期間が短くなる可能性が高まります。歯を抜かずに済む場合も可能性として増えるので、いかに1期治療で対応しておくかが重要です。
なお、2期治療時も顎の骨は成長するので、2期治療より開始する場合も改善が期待できます。「今からやっても遅いかな」などと思わず、気になるところがありましたらまずはご相談ください。
ホワイトワイヤー矯正
矯正治療と聞くと、歯の表面に装着した銀色の矯正装置を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。その見た目がハードルになり、歯並びが気になっていても矯正治療を思いとどまってしまう方は少なくありません。
そこで近年登場したのが、「ホワイトワイヤー」を用いた矯正治療です。
ホワイトワイヤーとはその名の通り、治療に用いる矯正ワイヤーを白色でコーティングして目立ちにくくしたもの。矯正治療に対する心理的な抵抗感の軽減が期待できます。さらに透明や白色の矯正装置と組み合わせることで、より目立たずに矯正治療を受けられるようになりました。
ワイヤー矯正とは
歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる矯正装置を取り付け、そこにワイヤーを通し、ワイヤーが引っ張る力で適切な位置に歯を少しずつ動かす歯列矯正治療法です。矯正治療としてはもっともスタンダードです。
目立ちにくいブラケット
歯科矯正したくても、ギラギラ銀色に光るブラケットを長期間、歯に装着することには抵抗があるものです。
そこで、目立ちにくい透明や白色のブラケットを用いれば、そういった問題はかなり軽減できます。透明や白色のブラケットは主にプラスチックやセラミックでつくられています。セラミック製は着色しにくいので、より目立たせず治療が続けられます。
目立ちにくいワイヤー
ブラケットだけでなく、ワイヤーの金属を白色でコーティングしたホワイトワイヤーと組み合わせることが増えています。白色のワイヤーは歯の色になじむので、人から矯正治療を受けていることが気づかれにくい特長があります。
このような方に
ホワイトワイヤー矯正は、周囲に気づかれず治療を受けたい方に適しています。特に、接客業や人に口元を見られる機会が多い方、また、マウスピース矯正治療ができない方にもよいでしょう。
ただし、ブラケットやワイヤーの種類によって治療効果は異なります。そのため、どの装置を使うかは歯科医師の判断になります。
ホワイトワイヤー矯正のメリット
ホワイトワイヤー矯正の大きなメリットは、治療を受けていることが目立ちにくい点です。また、歯の表面に矯正装置を取り付ける治療法なので、出っ歯(上顎前突)・すきっ歯(空隙歯列)など、さまざまな歯並びの方に対応できます。
ホワイトワイヤー矯正のデメリット
一方で、ホワイトワイヤー矯正にはデメリットも。
連続使用するうちに歯磨きによりワイヤーのコーティングが剥がれ、その部分が目立ってしまうことがあります。コーティングが剥げると、ワイヤーと矯正装置との間に摩擦抵抗が生まれて歯が移動しにくくなり、治療効率が落ちる可能性があるので注意が必要です。
ワイヤー矯正治療の流れ
当院での矯正治療の流れをご説明します。
- カウンセリング
ご希望を伺い、治療開始時期や治療内容、使用する装置、治療費をお話いたします。 - 検査
診断のため、お顔やお口の写真を撮影し、歯の模型をとります。レントゲン写真の検査も行います。 - 診断
検査結果をもとに、治療目標や治療期間、治療費をご説明します。 - 治療開始
矯正治療を開始します。治療期間には個人差がありますが、成人の場合1.5~2.5年ほど必要です。通院は3~6週間に1回、定期観察の場合は、2~6ヶ月に1回の通院になります。 - 歯磨き練習
矯正装置をつけると歯磨きしにくくなるので、徹底した口腔衛生の指導をいたします。 - 装置装着
装置を取り付けるため、60~120分ほどかかります。 - 保定治療
矯正治療が終了して装置を外したあと、動かした歯を定着させる期間が必要です。せっかく矯正した歯が望まない位置へ動いてしまわないよう保定装置を装着し、2~6ヶ月に1回通院していただきます。 - 定期健診
定期的にお口の中の状態を確認し、健康をサポートします。
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザラインGOシステム)
前歯の歯並びが気になる方へ、マウスピースでお悩みを解決
前歯の形が気になる方は意外と多いです。「矯正治療を行うまでもない」と考えている方も多いようですが、顔の中で目立つ箇所にあり印象に影響を及ぼすので、治しておいて損はありません。
歯の健康を踏まえると、矯正治療が理想
歯の健康の視点から考えると、前歯のズレも可能であれば矯正治療を行うのが良いと考えます。しかし、歯の表面に器具を使う矯正治療は下記のデメリットが考えられます。
- 金属が目立つ
- 食事しづらくなる
- 矯正中の痛みが嫌
- 治療期間が長い
- 費用が高い
- 金属アレルギーが気になる
上記のようなイメージを持たれている方のお悩みにお応えするため、当院ではマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザラインGOシステム)を利用し、前歯の部分矯正に特化した治療を行っています。取り外せる矯正装置を必要な時間装着し、歯並びを改善する方法でお悩みを解決します。
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザラインGOシステム)の特徴
従来の治療と異なるマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザラインGOシステム)の特徴は下記です。
特徴1.目立たないマウスピース型矯正装置で矯正できる
前歯の矯正に特化したのがマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザラインGOシステム)です。薄い透明なマウスピースを歯並びの段階に合わせて交換して矯正します。矯正装置自体が透明なため装着しても目立ちませんが、必要に応じて取り外せることもメリットです。見た目を気にせず治療できます。
特徴2.前歯に特化した矯正なので治療期間が短く経済的
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザラインGOシステム)は前歯だけを矯正する仕組みのため、治療期間は他の矯正治療と比べて短いのが特徴です。透明な矯正装置はご自宅で交換できるので、歯科医院への通院が少なくて済みます。なかなか歯科医院へ行けない方に適しており、治療期間が短いから治療費を安く抑えられます。
特徴3.デジタル技術を活かした治療
デジタル技術を活用しており、従来のわずらわしい面倒な手間を大幅に省けます。
スマホアプリで診断が可能
治療の可否について、スマホアプリを利用した簡易診断ができます。前歯の歯並び具合がかなり悪かったり、前歯以外に問題がある場合は対応不可ですが、「治療できるかできないか」の判断は簡単につきます。
治療が捗る
担当医の治療計画より矯正装置を制作します。正確なデジタル技術で制作した矯正装置で治療がスムーズに進みます。
特徴4.ワイヤーの痛みが少なく、取り外せるから清潔
ワイヤー矯正の金具を使わないため口内の粘膜を傷つける心配がなく、歯が動く際の痛みが少ないのが特徴です。矯正装置を外して食事や歯磨きを行えるので、しっかり食べられ、歯磨きもきっちり行えます。金属アレルギーがなく気軽に始められるのがメリットです。
前歯の歯並びが気になる場合のその他の治療
ダイレクトボンディング
天然の歯の表面にコンポジットレジンを足す方法です。
メリット
- 歯を削らなくて済む
- その日のうちに見た目を改善できる
- 天然歯と同じ色にできる
デメリット
- 時間が経つにつれ変色する
- 欠けてしまうことがある
- 歯の隙間によっては不自然に見えることがある
ラミネートべニア
ダイレクトボンディング同様、見た目の改善でよく使用する治療です。歯の表面を削り、薄いセラミックを貼りつけます。
メリット
- セラミックを用いるので変色しにくい
- 見た目を早く変えられる
- 従来の歯の変色をわからなくできる
デメリット
- 歯を削る必要がある
- 貼りつけるセラミックが欠ける場合がある
- 歯の状況により不自然に見える場合がある
セラミックを被せる
歯の周り全体を大きく削り、セラミックの歯を被せることで見た目をよくする方法です。
メリット
- 歯並びを早く変えられる
デメリット
- 健康な歯を多く削る必要がある
- 場合により神経を抜く必要がある
ワイヤーによる矯正
ワイヤー装置をつけて行う矯正方法です。
メリット
- 歯並びをきっちり整えられる
デメリット
- 装置が目立ち、金属アレルギーの場合は使えない
- 食事や歯磨きがしづらい
- 他の方法に比べて時間がかかる
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザラインGOシステム)とその他の治療との比較
天然の歯の美しさを活かせる
インビザラインGOシステムは歯の表面に材料を付け足して装着する必要がなく、ご自身の歯並びを整えることで天然の歯の美しさを生かせます。
歯を削り人工物を装着して歯並びを整えるのは素早く見た目を改善したい場合に適していますが、人工物の劣化、破損、変色が生じるため、天然の歯に叶わないところがあります。
健康な歯を維持できる
歯を削ると虫歯のリスクが高まります。また、歯と材料の隙間に細菌が溜まることで歯周病のリスクも高めてしまいます。
健康な歯を維持するのであれば、現存している歯を矯正し、その歯を長く使っていくことが大事です。
見た目がよい
透明な取り外せる矯正装置を使って歯並びを整えるので、見た目がよく自然に見えて、違和感が少ない。矯正装置を取り外して食事や歯磨きができるため「虫歯や歯周病のリスクが高まる」ことがありません。